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徒花異譚 / Adabana Odd Tales

2020/6/18
6.35

ジャンル

アドベンチャー
カジュアル

タグ

アドベンチャー
カジュアル
アニメ
ストーリー豊富
ビジュアルノベル
マルチエンディング
素晴らしいサウンドトラック

プレイヤーオプション

シングルプレイヤー

プラットフォーム

説明

概要

『徒花異譚』は、『腐り姫』などの尖った作品を様々贈りだしてきた“ライアーソフト”による制作のノベルゲームです。『フェアリーテイル・レクイエム』でタッグを組んだ海原望×大石竜子が不思議な“和”の世界を描き出します。

ストーリー

少女が気づくと、そこはどことも知れない暗い森の中だった。
突如として現れた怪物に襲われた彼女は、筆を刀のように操ってものを斬る、謎の少年に救われる。

彼は「黒筆」(くろふで)と名乗り、慣れた声音で少女を「白姫」(しろひめ)と呼んだ。
しかし少女には、少年の顔にも呼ばれた名にも覚えはない。
というのも、彼女の頭からはすべての記憶が失われていたからだ。

黒筆いわく、ここは絵草子の中の世界である「徒花郷」(あだばなきょう)。
ありとあらゆる「おはなし」は、夢と同じように、どれほど深く溺れていても、覚めてしまえば何も残らない。
故にこの世界は、徒花──咲いても実を結ばない花に喩えて名づけられたのだという。
そしてふたりの役目は、ここにあるお伽話の世界を渡り歩き、話の筋に歪みが生まれていないかを見張ることらしい。

操り人形のように頼りない風情の白姫は、言われるがまま、手渡された一冊を開いた。
表題は――「花さかじいさん」。
虫食いが進み、朽ちる寸前のようなその絵草子が開かれると、紙面から眩い光が放たれ、少年少女はお伽話の世界へと連れ去られていった――。

キャラクター

黒筆
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「徒花ってわかるか。決して実をつけずに枯れていく花のことだ」

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黒衣を身に纏った少年。
「物語の世界を渡り歩いて、歪みがあれば正す」という使命を帯び、以前は白姫と共にそれに殉じていたという。
矢立ての中に携えた筆で、絵草子に欠けた文字を修復する。時には刀のように振るって敵を斬ることもある。
冷静沈着で、何事にも臆することのない性格。

白姫
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「……まるで、あたまに霧がかかっているかのようです」

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純白の着物を身に纏った、記憶喪失の少女。
黒筆曰く、記憶を失う前の彼女は、歪んでしまった物語を正す導き手のひとりであったらしい。
絵草子の文字を食った紙魚を手の内に捕らえることで、食われた文字を墨の形で取りだすことができる。
心優しく、控えめな性格。

花さかじいさん / 『花さかじいさん』より
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「そのようなおたわむれを申しますと、鬼が来ますぞ。蛇が出ますぞ」

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小さな村に暮らす老人。
柔らかな物腰の好々爺で、子宝には恵まれなかったが、心優しい伴侶とともに穏やかな生活を送っている。

乙姫 / 『浦島太郎』より
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「あたしはね。生まれてから今まで一度も、不幸だったことなんてないの」

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海の底にある壮麗な城、「竜宮城」の主。
妖しく神秘的な見た目だが、こざっぱりとした性格で、歯に衣着せぬ物言いをする。

うりこ姫 / 『うりこ姫とあまのじゃく』より
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「嘘なんて、つまりは、覚めてしまった夢だもの」

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山間の村に住む可愛らしい娘。
頭の回転が速く、こましゃくれた揶揄まじりの物言いで白姫を翻弄する。

桃太郎 / 『桃太郎』より
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「さあ、行きましょう。道は、私の心が知っています」

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川に流れついた大きな桃から生まれた青年。
凛々しい外見に相応しいまっすぐな正義感を持ち、人々を苦しめる鬼を倒すための旅に出る。

紙魚

金魚のような鯰のような、奇怪な生物。
主食は文字。大事な文字を食べられた書物は、先の展開を見失ってしまう。
白姫が触れると墨と化し、これを黒筆が書物に戻すことで、絵草子は元の筋を思い出す。

スタッフ

企画・シナリオ :海原望
原画・キャラクターデザイン :大石竜子
音楽 :さっぽろももこ / 松本慎一郎
システム協力 :シルキーズプラス
制作 :ライアーソフト
製作 :ANIPLEX.EXE

キャスト

黒筆 :加藤 渉
白姫 :南 早紀
花さかじいさん :玉井勇輝
乙姫 :桑原由気
うりこ姫 :高森奈津美
桃太郎 :石谷春貴

開発元

Liar-soft

発売元

ANIPLEX.EXE

言語サポート

言語インターフェースオーディオ字幕
English
日本語
简体中文
繁體中文